ブ軍山口は「先発5番手争う」と地元メディア 韓国人左腕ら4投手は既に“確定”

ブルージェイズと契約した山口俊【写真:Getty Images】
ブルージェイズと契約した山口俊【写真:Getty Images】

地元メディアは山口ら4投手が先発5番手を争うと予測している

 巨人からポスティングシステム(入札制度)を利用してブルージェイズに移籍した山口俊投手。2年総額635万ドル(約6億8600万円)、出来高140万ドル(約1億5130万円)で契約した32歳の右腕は先発、救援どちらで起用されるのだろうか。カナダのメディア「ザ・スポーツ・ネットワーク(TSN)」は先発5番手をかけて争うことになるだろうと予測している。

 記事は「もし、(投手陣の)誰もが開幕日に健康であるならば(そんなことは通常ないが、仮定して)、ローテーションの4人はこうなるだろう」と予想。ドジャースからFAとなり加入した柳賢振、タナー・ロアーク、チェイス・アンダーソン、マット・シューメイカーを挙げた。そして「左腕のライアン・ボルッキ、右腕のトレント・ソーントン、ジェイコブ・ワゲスパック、シュン・ヤマグチが、最後のスポットである5番手の先発投手の座を争うことになる」と指摘している。

 記事によると、ブルージェイズはレッドソックスの左腕デビッド・プライス投手のトレードを目指していたが、現状から非常に難しいと考えられるため、このローテーションでスプリングトレーニングに突入する可能性が高いと説明。球団としてはボルッキがスプリングトレーニングを健康のまま終えて、2018年のような活躍(17先発、4勝6敗、防御率3.87)ができることだとしている。

 記事は次に「ヤマグチが先発ローテーションに必要なくなった場合、ブルージェイズはヤマグチに短いイニングを投げさせるなど、よりフレキシブルな方法で使うことに興味を示すかもしれない」と救援での起用もあると伝えた。

 昨季は巨人で最多勝、最多奪三振、最高勝率のタイトルを手にした山口。希望しているという先発をつかみ取れるだろうか。

(Full-Count編集部)

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