今オフFA市場の“マネーゲーム”に背を向ける球団は? 3球団がいまだ0円投資

カブスのセオ・エプスタイン編成本部長【写真:Getty Images】
カブスのセオ・エプスタイン編成本部長【写真:Getty Images】

サイン盗み疑惑に揺れるアストロズは約16億円を投資している

 アストロズをFAとなり、ヤンキースと投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約351億3700万円)で契約を結んだゲリット・コール投手を筆頭に、今オフのMLBのFA市場は活発に動いている。しかし、一方では高額投資に動いていない球団もある。米テレビ「ESPN」の記者ジェフ・パッサン氏は今オフのFA投資額ワーストランキングを紹介。3球団が投資額0円となっている。

 パッサン氏は「今冬のFA投資の“脱落者”たち」として14球団を挙げている。

カブス:0
パイレーツ:0
ロッキーズ:0
マリナーズ:295万ドル(約3億2000万円)
オリオールズ:300万ドル(約3億2500万円)
ロイヤルズ:360万ドル(約3億9000万円)
インディアンス:625万ドル(約6億7800万円)
アスレチックス:750万ドル(約8億1300万円)
ジャイアンツ:900万ドル(約9億7600万円)
レッドソックス:900万ドル(約9億7600万円)
ドジャース:1000万ドル(約10億8400万円)
レイズ:1200万ドル(約13億円)
カージナルス:1300万ドル(約14億円)
アストロズ:1500万ドル(約16億2700万円)

 カブス、パイレーツ、ロッキーズが現状0円投資。レッドソックス、ドジャースの名門球団は約10億円と“低調”で、サイン盗み疑惑に揺れるアストロズは約16億円となっている。

(Full-Count編集部)

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