レッズ秋山は「外野全て守れる」 指揮官は万能性を期待「たくさんプレーする」

レッズの入団会見に臨んだ秋山翔吾(中央)【写真:Getty Images】
レッズの入団会見に臨んだ秋山翔吾(中央)【写真:Getty Images】

レッズ秋山が本拠地で入団会見、ベル監督「彼の中堅手としての守備力なら……」

 西武から海外FA権でレッズ移籍が決まった秋山翔吾外野手は8日(日本時間9日)、本拠地グレートアメリカン・ボールパークで入団会見を行った。西武時代は中堅が定位置だったが、デビッド・ベル監督は「彼の中堅手としての守備力なら、外野の3ポジション全て守れると我々は確信している。それが(チームにとって)助けになる。彼が多くの出場機会を得られるように、私が責任を持っていく」と左翼、右翼も任せる方針を明かした。地元メディア「シンシナティ・コム」が伝えた。

 秋山が公式戦で中堅以外を守ったのは、2012年5月31日の広島戦(マツダスタジアム)での右翼が最後。同年は右翼で15試合出場しているが、13年以降の7シーズンは中堅以外の出場はない。それでも、ベル監督は秋山の守備力を評価。こう期待を込めた。

「我々は中堅のポジションについても話をした。しかし、彼が外野の3ポジション全てをこなせると、我々は確信している。彼は多くの出場時間を得ることになる。適応する期間ということでもある。人間として、そして選手としての彼の資質が、我々が彼と契約した理由だ。我々が改善すべき点で、ちょうど彼は秀でている。彼はたくさんプレーすることになる」

 チームの正中堅手には24歳ニック・センゼル外野手がいる。昨年5月に「2番・中堅」としてメジャーデビュー。104試合出場、打率.256、12本塁打、42打点、14盗塁をマークした。「我々には色んな(ラインナップの)場所で出場できる選手がいることを、昨年知ることができた。万能な選手たちの存在だ。ショウゴはその型にうまくフィットする」と秋山を万能選手として期待。「彼が勝利に貢献してくれると我々が思っていなかったら、彼と契約はしていなかった」と明かした。

【動画】「レッズファンのみなさん、秋山翔吾です」 本拠地グレートアメリカン・ボールパークでファンへ日本語メッセージを送る秋山の実際の映像

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