レイズ入り筒香、ヤ軍番記者が異例の忠告 「大活躍しても驚かないように」

レイズ・筒香嘉智【写真:AP】
レイズ・筒香嘉智【写真:AP】

筒香は指名打者で起用と予想「相手投手にはより脅威となるだろう」

 筒香嘉智外野手のレイズ入りは、地元ファンや担当記者のみならず、全米から注目されているようだ。米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」のヤンキース担当記者は、同地区のライバル球団に入団した筒香の活躍予想をヤンキースファンにも伝えている。

 レイズは今オフにトレードで昨季キャリアハイの33本塁打を放ったハンター・レンフロー外野手を獲得。記事では「2020年は40本以上本塁打を打つ可能性がある」と評価。しかし、これ以上のインパクトの大きな動きは筒香の獲得だと言及している。

 筒香は昨季29本塁打72打点、打率.272を挙げており、記事では成績に加えて筒香のホームラン動画も紹介。「彼は全てのフィールドでパワーが出せることを証明しているし、変化球にも対応できる」と指摘し、「このスタジアム(横浜スタジアム)が彼のパワーでは小さすぎることが分かる」と伝えた。

 そしてヤンキースファンに向けて、「彼が新しいホームスタジアム(トロピカーナ・フィールド)を上手く利用することは容易に想像できる。そしてそれは、彼が2020年に9試合をプレーするブロンクス(ヤンキースタジアム)でも同様である」と脅威的な存在であることを告げている。

 記事はチームに外野手が充実していることから「ツツゴウは指名打者として主に使われ、MLBへの移行がより簡単になるのではないか」と予想している。

 さらに筒香が松井秀喜氏、イチロー氏を尊敬していることに触れ、「彼の日本のヒーローたちの様に、ヤンキースタジアムでどのくらい左打者が有利であるか既に知っているということだ。だから、彼がブロンクスでプレーする時に大活躍しても驚かないように」とヤンキースファンに警告。

 ヤンキースファンにとっては恐ろしい打者として認識されたに違いない筒香。実際にヤンキースタジアムで活躍し、全米を騒がせることに期待したい。

(Full-Count編集部)

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