鷹・中村晃が自主トレ公開 食事管理&脱ウエートトレで復活へ「143試合出て」

トレーニングで汗を流すソフトバンク・中村晃【写真:福谷佑介】
トレーニングで汗を流すソフトバンク・中村晃【写真:福谷佑介】

一軒家を借りて釜元、栗原、田城、ロッテ菅野とともに共同生活

 ソフトバンクの中村晃外野手が13日、長崎市内で行なっている自主トレを公開した。釜元豪外野手、栗原陵矢捕手、育成選手の田城飛翔外野手、ロッテの菅野剛士外野手とともにサーキットトレーニングやキャッチボール、フリー打撃などでみっちりと汗を流した。

 昨季は自律神経失調症や腰痛などでわずか44試合の出場に終わった中村晃。レギュラー奪還を目指す今季に向けて「試合に出られるようにオープン戦からアピールしてレギュラーを掴んでいきたいなと思います。去年が悔しいシーズンだったので全試合出て、リーグ優勝2年間していないので、リーグ優勝して日本一になれるように頑張りたい」と語った。

 そんな2020年に向けて肉体改造に取り組んでいる。昨季途中から栄養士に食事の管理を依頼。この自主トレでは一軒家を借り、選手全員とともに栄養士も一緒に生活し、3食全てを作ってもらっている。「後輩たちにも役立つと思うし、体調がいいと言っている。去年の6月くらいに血液検査をして何が足りないかは分かっている。あとは体重の管理ですね。もう少し減らしたい」と、バランスの獲れた食事を重視している。

 さらにはウエートトレーニングをやめた。「やって良かったこともあるし得たものもあるけど、悪いものが見え出したので」と語り、自主トレではサーキットトレーニングなどで筋力を鍛えている。「143試合出て、出塁率はもう1回高いもの、4割くらいは目指したい」。病と怪我で苦しんだレフティースナイパーが今季、復活を目指す。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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