1試合も指揮せずに… メッツのベルトラン新監督が解任、“サイン盗み”で3人目
アストロズのヒンチ監督、レッドソックスのコーラ監督に続き3人目の監督解任
MLBメッツは16日(日本時間17日)、昨年11月に就任したばかりのカルロス・ベルトラン監督を解任したと発表した。MLBを揺るがしている“サイン盗み”の首謀者の1人とされ、アストロズのAJ・ヒンチ監督、レッドソックスのアレックス・コーラ監督に続き、3人目の監督解任となった。
ベルトラン新監督は米球界を騒がせている“サイン盗み”の首謀者の1人とされる。2017年に始まったアストロズのサイン盗みを、当時ベンチコーチだったコーラ氏と主導したとされ、MLBの調査を受けていた。
メッツはこの日「我々はカルロスと昨夜、そして今日も会い、袂を分かつことで互いに合意した。簡単な決断ではなかった。この状況から考えて、カルロスがメッツの監督としての道を進んでいくことは有益なことではないと、誰の目にも明らか」と発表した。
ベルトラン氏はプエルトリコ出身。1998年にメジャーデビューを果たすと、2586試合に出場し、435本塁打を放った。オールスター出場9回を誇ったスター選手で2017年に引退していた。昨年11月にメッツの新監督に就任したが、1試合も指揮を執ることなく解任となった。
(Full-Count編集部)