昨オフ戦力外→育成再契約の鷹・堀内、支配下返り咲きへ挑戦「やるしかない」

自主トレを行ったソフトバンク・堀内汰門【写真:福谷佑介】
自主トレを行ったソフトバンク・堀内汰門【写真:福谷佑介】

2018年に支配下に昇格するも、昨オフに戦力外となり育成選手で再契約

 ソフトバンクの堀内汰門捕手が、支配下返り咲きと1軍出場40試合を目標に掲げた。19日、共に自主トレを行う甲斐拓也捕手が報道陣に自主トレを公開。堀内も甲斐や嶋基宏捕手とともに約6時間、フリー打撃などで汗を流した。

 2014年の育成ドラフト4巡目で入団した堀内。2018年に捕手陣に故障者が相次いだこともあって支配下契約を勝ち取った。だが、そこから2年間で1軍出場はないまま、昨年オフ、戦力外通告を受け、育成選手として再契約した。

「オフにクビになってから、もうやるしかない、と。落ち込まずにもう1度、1軍でやることしか考えず、その気持ちを忘れずに動いてきた。その成果が出てきている」。オフに戦力外、育成再契約での打診を受けても気持ちを切らすことなくバットを振り、この自主トレでは「これまでで最高の状態でやれている」と言う。

 今季がプロ6年目。再び育成選手となり、もう後はない。今季の目標に「支配下に戻ることは当たり前。1軍で4、50試合は出るつもりでやらなきゃいけない。1試合、2試合出るだけじゃダメだと思っている」と掲げ、危機感を募らせていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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