年俸25億円男が“不良債権”まっしぐら…オ軍GM「深刻に受け止めるべき」
オリオールズは2016年に7年総額約177億円でデービスと契約した
ア・リーグ東地区で3年連続最下位に沈むオリオールズには“不良債権化”が懸念される元大砲がいる。33歳のクリス・デービス内野手は2016年から7年総額1億6100万ドル(約177億3500万円)の大型契約を結んだ。
今季年俸は2300万ドル(約25億3400万円)で2022年まで総額6900万ドル(約76億円)の契約を残している。しかし、昨季成績は105試合で打率.179、12本塁打に終わった。地元紙「ボルチモア・サン」は「あれから4年経った今も、クリス・デービスの高額な契約が球団に影響を与えている」とのタイトルで、デービスを持て余しているチームの苦悩を伝えている。
「ボルチモア・サン」は、毎年冬になると新しいFAの高額契約が多く出るが、オリオールズはそのようなことはあまりできないと言及。4年前に一塁手のクリス・デービスと7年1億6100万ドルで契約を結んだが、それは、このような大型契約が失敗するかもしれないことに対してのよい教訓となったと指摘した。
記事は「30歳を超えた打者に対して、このような契約を結ぶことはしばらくはないだろう」とし、「契約が行われた時点で、デービスは安定性には欠けたところもあったが、恐ろしい打者だった」と振り返っている。