21歳で引退の元ロッテ右腕・島孝明は大学受験勉強中 「通訳」に興味

昨季限りで現役を引退した島孝明【写真:荒川祐史】
昨季限りで現役を引退した島孝明【写真:荒川祐史】

通訳を始め、海外や外国人と関わる仕事を目指して第2の人生をスタート

 昨年限りで現役を引退した元ロッテの島孝明投手が、次のステージでの夢を明かした。現在は大学進学を目指し、受験勉強中。このたび「Full-Count YouTube」インタビューに応じ、語学に興味があり、将来的には国際関係の仕事に就きたいという。中でも今、関心があるのは「通訳」の仕事だった。

 島は150キロの直球を武器に、千葉・東海大市原望洋時代から2016年ドラフト会議でロッテから3位指名を受け、入団。高校時代は侍ジャパンにも選ばれた逸材で将来を期待された。しかし、けがなどに苦しみ、1軍登板はなし。昨シーズン後、育成契約を打診されたが、21歳の若さで現役引退を決意した。

 退団後、大学進学を決意し、受験勉強を開始。願書を取りにいったり、「結構、忙しいんです」と笑う。通訳に興味を持ったのは、ロッテ時代に同僚だったマット・ダフィー内野手と通訳なしで食事に行くなど、外国人選手とコミニュケーションを取ることが楽しかったからだという。「いつか野球界に戻る機会があればうれしいです」と、今度はスタッフとして、再びプロ野球のユニホームを着ることがあるかもしれない。

 語学や国際文化に興味があるため、通訳以外にも航空関係など海を渡る仕事に就くことも目標として掲げている。その他も、高校時代から取材を続けてきた元千葉テレビ、現フリーアナウンサーの小倉星羅が聞き手となり、引退した今の心境を告白。島は「自分がどういった経緯で引退まで至ったのか、また今後のことについて、これまで明かしていなかった自身の心情も踏まえて楽しい雰囲気で話させてもらいました」と話している。

【動画】「新しい環境が始まる」育成契約打診も新たな道へ 元ロッテ・島が引退後の生活、セカンドキャリアを語る

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY