DeNA新助っ人オースティンが入団会見 ソト、ロペスとの争いも「プレッシャーない」

入団会見を行ったDeNAのタイラー・オースティン(右)【写真:編集部】
入団会見を行ったDeNAのタイラー・オースティン(右)【写真:編集部】

メジャー通算33本塁打の新助っ人に三原球団代表「大きな打球を打てると期待している」

 DeNAは29日、新加入のタイラー・オースティン内野手の入団会見を横浜市の球団事務所で行った。背番号は「23」。会見場に笑顔で現れたオースティンは「エキサイティング、わくわくしています。チャンスを貰えて感謝している」と喜びを爆発させた。

 オースティンは2016年にヤンキースでメジャーデビューし、昨季までの4年間で33本塁打、通算打率.219、長打率.451をマーク。昨季はツインズ、ジャイアンツ、ブルワーズの3球団を渡り歩いた。これまで年間100試合以上出場したシーズンはない。三原一晃球団代表は「ファースト、外野と複数ポジションを守れること、またバッティングも力強く、大きな打球を打てると期待している」と獲得理由を説明した。

 今回ソト、ロペスら助っ人たちとの外国人枠を争うことになるが「キャリアを通じてずっと経験しているのでプレッシャーはない。キャンプから意識して頑張っていく」と意気込む。

 昨季本塁打王、打点王に輝いたネフタリ・ソト内野手もMLB時代はメジャー通算34試合出場と経験の少ない選手だったが、日本で大爆発。オースティンもその期待がかかるが「個人の数字ではなく、チームの勝利が優先。勝つことが1番重要だ」とフォアザチームを強調した。

 自身の武器を「何事も全力で取り組むこと、1プレー1プレーを全力で」と語る。この冬もスイング改造に取り組んでいるというが、その成果はどう発揮されるか、期待が高まる。

(臼井杏奈 / Anna Usui)

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