鷹サファテが来日、宮崎入り 股関節手術からの復活へ、昨季とは「比べ物にならない」

キャンプ地の宮崎入りしたソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】
キャンプ地の宮崎入りしたソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】

昨年6月以来の来日「とにかくもう1度グラウンドに立てるようにとやってきた」

 ソフトバンクのデニス・サファテ投手が31日、来日し、羽田空港を経由してキャンプ地の宮崎に入った。2月1日のキャンプインからキャンプに参加する。

 2017年にプロ野球記録となるシーズン54セーブをマークしたサファテだが、翌2018年の開幕直後に股関節の違和感を訴えて戦線を離脱。米国で股関節の修復手術を受けた。昨春のキャンプでチームに合流、オープン戦にも登板したが、筋力の低下などで本来の状態になく、6月に再び米国に戻ってリハビリを続けていた。

 それ以来の来日となったサファテ。「とにかくもう1度グラウンドに立てるようにとやってきましたし、戻ってくることができた。今日からが新しいスタートだと思っている」と再び日本へと戻ってきたことへの喜びを語ると「ウエートもできるし、投げられるし、走れるし、本当に楽しみにしている。野球ができる状態です」と復活に向けて状態も上がっている。

 1月の自主トレでは傾斜を使っての投球を繰り返し、5回ほどブルペンでの投球練習も行ってきた。「自分の体の感じは比べ物にならない。陽の当たってるときと暗かったときくらいの違いがある。その違いを見てもらえたらいいなと思うよ」と語り、キャンプインが待ち遠しい様子だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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