オリ・ジョーンズ“試運転”で広角打法&柵越え7発 「ボールは当たったら飛んでいく」

春季キャンプに参加しているオリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ【写真:橋本健吾】
春季キャンプに参加しているオリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ【写真:橋本健吾】

メジャーのスプリングトレーニングの違いは「しっかり準備する、ランニングを含めて」

 オリックスのメジャー通算282発の新助っ人、アダム・ジョーンズ外野手が1日、宮崎・清武SOKKENスタジアムのキャンプ初日で初のフリー打撃を行った。ランチ特打で61スイングで7本の柵越えに広角打法も見せつけ「良い感じで打てたよ」と手応えを口にした。

 外角は逆らわず反対方向に打球を飛ばすと、内角球には鋭いスイングでスタンドイン。外で打つのは「1週間ぶり」と“試運転”の段階でも強烈な打球を広角に打ち分けた。

「ボールがどこへ行くのかはあまり気にしてなかった。しっかりとらえることを意識して、コースに逆らわず。外に来たら流して内に来たら引っ張る。ボールは当たったら飛んでいくんだからね」

 フリー打撃には西村監督、福良GMらが大集結。チームの命運を握る大物助っ人の打撃に全員が目を奪われていた。西村監督も「軽く振っているが、打球を見るだけで凄いバッターと感じる」と驚きの声を上げていた。

 初の日本キャンプ1日を終えたジョーンズ。メジャーのスプリングトレーニングとの違いは「しっかり準備する。ランニングとかを含めて。でも求められることをするだけだよ」と、柔軟に対応していく姿勢を見せた。ナインたちとも交流を深め「いい1日だったし、いい時間を過ごせた。これからも続けていきたい」と充実した“オリデビュー”を振り返っていた。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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