西武松坂、“南郷フィーバー”で「安全」サイン会 昨季ファンとの接触で右肩故障

サイン会を行った西武・松坂大輔【写真:宮脇広久】
サイン会を行った西武・松坂大輔【写真:宮脇広久】

練習後に初のサイン会、テーブルと椅子が用意された「人も多いし、ファンの人たちも危ない」

 西武に14年ぶりに復帰した松坂大輔投手が2日、宮崎・南郷キャンプの練習終了後に初のサイン会を開いた。あっという間に約100メートル、300人ほどが列をつくった。

 この日から、松坂だけが施設間の移動がすべて車移動となった。背景には、中日に在籍した昨年の春季キャンプでファンに右腕を引っ張られて右肩を痛めた経緯がある。練習中にファンの目の前を通らない代わりに、“安全地帯”でのサービスとなった。

 この日のサイン会にはテーブルと椅子が用意された。松坂は「(施設間の)移動中でも良かったけど、人も多いし、ファンの人たちも危ない。ああいう形の方が安全」。かつての背番号18の西武ユニホームを差し出すファンもいた。「うれしいけど、何回か『18』って書いちゃった。まだ慣れない」と苦笑いを浮かべていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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