フィリーズ、故ハラデー氏の「34」を永久欠番に 完全試合達成した5月29日に

フィリーズ在籍時のロイ・ハラデー氏【写真:Getty Images】
フィリーズ在籍時のロイ・ハラデー氏【写真:Getty Images】

ハラデー氏はMLB通算203勝、17年に飛行機事故のため40歳で死去した

 フィリーズは4日(日本時間5日)、メジャー通算203勝を挙げ、2017年に飛行機事故のため40歳で亡くなったロイ・ハラデー氏がつけていた背番号「34」を今年5月29日に永久欠番にすると発表した。今年の5月29日は、ハラデー氏が完全試合を達成してから丁度10年になる。

 ハラデー氏は1998年にブルージェイズでメジャーデビュー。2003年に22勝を挙げてサイ・ヤング賞と最多勝を獲得するなどエースとして活躍した。09年オフにトレードでフィリーズへ。移籍1年目に21勝を挙げて2度目のサイ・ヤング賞と最多勝に輝いたほか、5月29日のマーリンズ戦で完全試合を達成した。2013年に現役引退。そして17年11月7日に自ら操縦していた小型飛行機が墜落して40歳の若さで死亡する悲劇に見舞われた。

 18年にブルージェイズ在籍時の背番号「32」が永久欠番に。今度はフィリーズ時代の「34」も欠番になる。19年に野球殿堂入りしたハラデー氏は永遠に両球団で語り継がれる存在となる。

【動画】あれから10年、栄光の「34」が永久欠番になる 2010年5月29日のマーリンズ戦で、ハラデー氏が完全試合を達成した瞬間

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