田中将大、前田健太と初の投げ合い実現に期待 移籍実現なら「確率はぐっと上がる」

渡米前に取材に応じるヤンキース・田中将大【写真:編集部】
渡米前に取材に応じるヤンキース・田中将大【写真:編集部】

同級生ながら直接対決はない「ドジャースにいたらタイミングはなかった」

 ヤンキースの田中将大投手が7日、メジャー7年目のシーズンに向けて渡米する。出発前に取材に応じ、ツインズへのトレード移籍が報じられている同級生の前田健太投手について言及。直接対決の可能性が増えることに「そのとおりですね」と笑顔を見せた。

 前田は4日(日本時間5日)、ドジャース、ツインズ、レッドソックスの三角トレードでツインズに移籍すると複数の米メディアが報じている。まだ“保留中”の状態だが、正式に決まれば、ナ・リーグからア・リーグに移ることでヤンキースとの対戦も増えることになる。

 1988年生まれの同級生ながらいまだに直接対決はなく、前田が以前から投げ合いを希望していることには「それは僕も一緒です」と言及。「ドジャースにいたら(ヤンキースとは)去年対戦してるんで、次はもうしばらく(レギュラーシーズンでの)対戦がないわけで、ワールドシリーズでしかそのタイミングはなかったはず。仮にミネソタに決まれば同リーグで、必ずホーム&アウェーで1回ずつあるんで、確率はぐっと上がりますよね」と実現へ期待感を見せた。

 2014年にポスティングシステムを利用して7年総額1億5500万ドル(約170億円)でヤンキースに加入した田中は今季でメジャー7年目。今季が勝負の最終年となる。

(Full-Count編集部)

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