前田健太ら大型トレード保留の余波 エ軍の123発ピーダーソン獲得が“白紙”も

ツインズへの移籍が報じられるも未だ正式発表はない前田健太【写真:Getty Images】
ツインズへの移籍が報じられるも未だ正式発表はない前田健太【写真:Getty Images】

ベッツら大型トレード未成立、米記者指摘「ピーダーソンをトレードできない」

 ドジャースの前田健太投手、レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、デビッド・プライス投手らが絡む大型三角トレードは、レッドソックス移籍予定の剛腕ブラスダー・グラテロルの身体検査で異常が発覚。まだ正式発表に至っていない。この大型トレードの未成立を受け、大谷翔平投手が所属するエンゼルスとドジャースの交換トレードも“保留”となっている。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のツイッターで伝えた。

 前田らの大型トレードを受け、エンゼルスは昨季36本塁打、通算123本塁打を誇るジョク・ピーダーソン外野手、先発右腕ロス・ストリップリング投手をトレード獲得することが伝えられていた。ナイチンゲール記者は「ピーダーソンとストリップリングのエンゼルス移籍が足止めを喰らっている原因は、ベッツ、プライスのトレードだけである。ドジャースはベッツを獲得したことが決まるまでは、ピーダーソンをトレードすることはできない。その契約は、グラテロルの医療記録に関してレッドソックスが懸念を抱いているため、(契約発表が)延期となっている」と自身のツイッターで伝えた。

 エンゼルスに左の大砲ピーダーソン、先発と中継ぎで期待できるストリップリングが加われば、トラウト、大谷らの打線を強化、投手陣に厚みをもたせることができる。エンゼルスにとっては前田らの大型三角トレードの成立を待つしかない。

(Full-Count編集部)

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