阪神望月、最速150キロ&カーブがキラリ 2回0封でアピール成功「今日みたいな軌道を」

中日との練習試合に登板した阪神・望月惇志【写真:津高良和】
中日との練習試合に登板した阪神・望月惇志【写真:津高良和】

5回から3番手で登板し2回1安打無失点の好投も「甘いところのボールもあった」

 阪神の望月惇志投手が8日、中日との練習試合で5回から3番手で登板。最速150キロの直球を武器に2回1安打無失点の好投を見せ今季初の対外試合でアピールに成功した。

 望月の出番は逆転に成功した5回。先頭の武田を遊ゴロ、代打・溝脇を一ゴロ、続く井領にはイレギュラーする右前打を浴びたが代打・三ツ俣を一飛に抑え無失点。続く6回はシエラ、京田、石川駿を3者凡退に打ち取る圧巻の投球を見せた。

 最速は150キロをマークし緩急を使った110キロ台のカーブも要所で決まったが「甘いところのボールもあった、修正しないといけない」と、まずは反省を口にした。今キャンプではカーブの精度を上げることに取り組んでいるが「良い感じで投げられている。今日みたいな軌道を継続しないといけない」と、徐々に手応えを感じている様子。

 この日、登板した投手陣は先発の秋山、横山、馬場が共に2失点。1点リードして迎えた9回に登板した谷川が無安打無失点、そして望月も2回を無失点。開幕ローテ入りを目指す若き右腕が最高のスタートを切った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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