田中将大、恩師・野村克也氏に感謝「野球とは何かを一から教えていただいた」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

プロ入り当時の監督、「マー君、神の子、不思議な子」の名言も

 ヤンキースの田中将大投手が10日(日本時間11日)、楽天時代の監督だった野村克也氏の突然の訃報を受けてコメントを発表。「突然の訃報に言葉が出ません。野村監督には、ピッチングとは何か、そして野球とは何かを一から教えていただきました。プロ入り1年目で野村監督と出会い、ご指導いただいたことは、僕の野球人生における最大の幸運のひとつです。どんなに感謝してもしきれません。心よりご冥福をお祈りいたします」と惜しんだ。

 田中は野村氏が監督が務めていた楽天に2006年高校生ドラフト1巡目で入団。1年目の07年から先発ローテーションを任され、28試合登板、11勝7敗、防御率3.82の成績で新人王に輝いた。「マー君、神の子、不思議な子」という名言が生まれたのはこの当時。どんなに打たれても打線が盛り返すなどして田中に負けがつかないことを表現した言葉だった。

 野村氏の楽天監督最終年となった09年には、25試合登板で15勝6敗、防御率2.33の好成績で、球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)出場に大きく貢献。花道を飾った。現在、ヤンキースのキャンプインに向けてすでに米国にいる。恩師の突然の訃報に驚きを隠せないようだった。

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