「お前は悔しいくらい可愛い」―新庄剛志氏が「宇宙人の名付け親」野村克也氏に感謝

阪神、メッツなどで活躍した新庄剛志氏【写真:Getty Images】
阪神、メッツなどで活躍した新庄剛志氏【写真:Getty Images】

現役時代の野村克也さんとのエピソード明かす「カッコつけて野球をやればええんや」

 阪神、日本ハム、メッツ、ジャイアンツで活躍した新庄剛志氏が11日、元阪神監督・野村克也さんの死去の報を受け、自身のインスタグラムを更新。「俺がそっちに行ったら叩き起こすんでそれまでゆっくり寝ててください 本当に笑顔で有り難うございました」と“新庄流”の言い回しで恩師との別れを惜しんだ。

 阪神時代の1999~2000年に野村さんのもとでプレーした新庄氏は「#新庄剛志 #野村克也 宇宙人の名付け親」のハッシュタグを付け、野村さんの写真とともに思いを投稿。「新庄お前はファンに愛されるカッコつけて野球をやればええんや 選手に自由に野球をやりなさいって指導したのはお前だけや お前は悔しいくらい可愛いな最高の言葉有り難うございました」と、感謝した。

 続けて、「実は野球の指導を1回しか受けた事がないその一回はボールをしっかり芯でとらえなさいただそれだけでした お前は何番だったら野球を真剣にやってくれるんだ?」と野村さんから問われ、「そりゃ4番ですよ」と答えたエピソードを明かした。「次の日から僕を4番に起用し、その年プロ野球人生最高の成績をあげメジャーに行けた」と、メジャー移籍の理由の1つだったことを紹介している。

 さらに、「ベルサーチいいですよって教えたらずっとベルサーチを着続けてくれた」、「カツノリの性格の良さはプロ野球選手の中でトップお父さんお母さんのおかげ」、「俺が死んだ後今度は俺が監督ノムさんが選手で二刀流をさせるその時はキャッチャー新庄」と野村さんとの思い出を回顧。最後に「野村克也という人間に野球人生の終了は1%も無い 俺がそっちに行ったら叩き起こすんでそれまでゆっくり寝ててください 本当に笑顔で有り難うございました また会う日まで野村克也監督」と、“新庄流”の言い回しで野村さんへの追悼の意を表した。

(Full-Count編集部)

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