侍J稲葉監督、野村克也さんを改めて追悼 教えを「思い返しながら」東京五輪へ

侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:福谷佑介】
侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:福谷佑介】

ヤクルト入団時の監督が野村克也氏「まさかというか、びっくりしています」

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が11日、虚血性心不全のため同日午前3時30分に死去した野村克也さんについて、NPBエンタープライズを通じて改めてコメントを発表した。

 現在12球団のキャンプを巡っており、この日午前中にはソフトバンクのキャンプ地でコメントを発表していた稲葉監督。野村さんは、ヤクルトの監督を務めていた当時、法大に所属していた稲葉監督のプレーをたまたま見て、ドラフトで獲得を“進言”したという逸話を後に何度も披露している。稲葉監督は1994年のドラフト3位でヤクルトに指名されてプロ入りした。

 稲葉監督は「まさかというか、びっくりしています。残念ですし、心よりご冥福をお祈り申し上げます。昨年12月に野村監督を囲む会があり、私も食事会に誘っていただいておりましたが、都合がつかずに参加できませんでした。今年ももう1度その会をやろうとお誘いを受けましたが、参加できなくて後悔しています。プロ1年目から社会人として、たくさんのことを教えていただきました。そのことを思い返しながら、もう1度、野球というものに向き合いオリンピックをどうやって戦っていけばいいかということを考えていきたです」とコメント。恩師の教えを胸に東京五輪に挑むことを改めて誓っていた。

(Full-Count編集部)

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