ツインズ・前田健太が1日遅れでキャンプイン 移籍は「僕にとって嬉しい出来事」

取材に応じたツインズ・前田健太【写真:木崎英夫】
取材に応じたツインズ・前田健太【写真:木崎英夫】

3日前にトレード成立による特別処置、背番号は広島時代の2008年から慣れ親しんだ18番

 ドジャースからツインズにトレードで移籍した前田健太投手が13日(日本時間14日)、フロリダ州フォートマイヤーズで行われているバッテリー組のキャンプに1日遅れで合流した。キャンプイン直前の10日にトレードが成立したため、手続きなどが間に合わず、2日目から練習をスタートさせた。

 成立か、消滅か、など様々な報道がされたこのトレード劇だったが、前田は「報道で先に出てしまったのですが、僕自身はまだ決まっていないと分かっていたので、皆さんより先に知っていたので戸惑っていたことはないんです」と冷静に動向を見ていられたという。移籍が決まり「ここに来られたということで、気持ちはすっきりしていますし、あとは監督だったり、GMだったりすごく温かい言葉で迎えてくれた。僕にとっては前向きで嬉しい出来事です」と新しい環境で野球ができる喜びを語った。

 背番号は広島時代の2008年から慣れ親しんだ18番を捕手のミッチ・ガーバーから受け継いだ。ツインズは昨年、9年振りにア・リーグ中地区を制した。昨季10勝8敗の前田は優勝請負人として、新天地ではベリオス、オドリッジに次ぐ、先発3番手として期待されている。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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