ド軍右腕、アストロズへの報復死球検討!?  米メディア「彼だけではないだろう」

ドジャースのロス・ストリップリング【写真:Getty Images】
ドジャースのロス・ストリップリング【写真:Getty Images】

アストロズに敗れて世界一逃したドジャース「多分そうすると結論を下した」

 エンゼルスへのトレード移籍が報じられたものの破談となり、ドジャース残留となったロス・ストリップリング投手。もし成立していればサイン盗み問題に揺れるアストロズと同地区に移籍となっていたことから、一報を聞いたときには“報復死球”を検討していたという。米メディア「ヤフースポーツ」が伝えている。

 ドジャースは、サイン盗みが行われた2017年のワールドシリーズでアストロズに敗れて世界一を逃がした。ストリップリングはこのことを不満に思っており、1月に行われたファンフェスタでも怒りをぶちまけていた。記事では、14日(日本時間15日)にアストロズが同地区のライバルとなっていたら何をしていたかと聞かれた際の右腕の発言を、「ジ・アスレチック」のペドロ・モウラ記者のツイッターを引用して紹介している。

「エンゼルスにトレード移籍することを考えた時、ロス・ストリップリングはアストロズに報復死球するかどうか考えた。彼は適切な場所、適切なタイミングで多分そうすると結論を下した。私はこれが興味深い質問だと思う」

 選手生命にかかわる大怪我につながる可能性もあることから問題視されている“報復死球”。そのことから、記事では「そのようなことを認めると処分につながるかもしれない」と言及。しかし、「これは恐らくドジャース、MLB全体でもストリップリングだけではないだろう」とサイン盗みに不満を持つ多くの選手が同じことを考えている可能性を指摘している

 スプリングトレーニング初日の13日(同14日)には、謝罪会見を行ったアストロズだが、他球団の選手、ファンからの風当たりの強い1年になるのは間違いないだろう。

(Full-Count編集部)

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