燕新助っ人2人が登板 イノーアは最速151キロマーク、クックは2回5失点と炎上
楽天との練習試合でイノーアは2回1失点「95点の投球」
ヤクルトは沖縄・浦添キャンプの19日、楽天と練習試合を行い、新外国人のマット・クック投手、ガブリエル・イノーア投手が登板。クックは2回5失点、イノーアは2回1安打1失点と明暗が分かれる結果になった。
2番手で登板したクックは4安打2四球で5失点と精彩を欠いた。「コントロールが今回の課題で、自分が投げようと思ったところにボールがいかなかった」と反省。「ストライク先行を心がけたいし、コントロールをもっと改善したい」と課題を挙げた。
一方のイノーアは2回35球を投げて1安打2四球1奪三振1失点。最速151キロを記録した。「自分の持ち味の真っ直ぐに、チェンジアップを混ぜながらうまく投げられたと思います。(得点をつけるなら)95点です。あとの5点は、四球と失点が絡んでしまった部分です。それがなければ100点だったと思っています」とうなずいた。
29歳のクックは2016年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューし、昨季は救援で9試合に登板した。メジャー通算成績は36試合で6勝6敗1セーブ、防御率4.88。
26歳のイノーアはドミニカ共和国出身。昨季はオリオールズで36試合に登板、1勝10敗、防御率5.61。メジャー通算55試合で4勝13敗、防御率5.39をマークしている。
ヤクルトの外国人投手はクック、イノーア、マクガフ、スアレスの4人。先発として期待される2人の今後の調整が注目される。
(新保友映 / Tomoe Shinbo)