PRP療法で復帰目指す鷹・甲斐野 工藤監督は「最善を尽くして決断。しっかり治して」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:福谷佑介】

「焦る必要はないけど、しっかり治して帰ってきて欲しい」

 ソフトバンクの甲斐野央投手がPRP(多血小板血漿)療法で復帰を目指すことになった。右肘の内側側副靭帯損傷のため離脱中の右腕は宮崎での春季キャンプがオフだった18日に佐賀市内の病院で右肘にPRP注射を打った。工藤公康監督は「焦る必要はないけど、しっかり治して帰ってきて欲しいと思います」と語った。

 昨季ルーキーながらセットアッパーとしてチームトップの65試合に登板し、侍ジャパンのメンバーとしても「第2回 WBSCプレミア12」での優勝に貢献した。だが、宮崎キャンプ第4クール初日の15日に右肘の違和感を訴えて離脱。「右肘内側側副靭帯の一部損傷」と診断されていた。

 PRP療法は再生療法の一種。自らの血液から抽出した多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)を注射する治療法だ。血液を遠心分離器にかけ、白血球、赤血球、血清、血小板に分離し、この血小板のみを集めて患部に注射する。血小板により損傷した組織の修復を促すことを目指すというものだ。

 過去にヤンキースの田中将大投手が2014年に右肘靭帯の部分断裂と診断された後、この治療を受けて、2か月半ほどで戦列に復帰した。指揮官は「最善を尽くして決断したこと。早くよくなって欲しいですし、これがいいキッカケになれば、と思います」と語り、若きセットアッパーの回復を願っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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