“サイン盗み”アストロズの選手が強気発言で物議 「勝って、みんなを黙らせる」

マッカラーズJr.は「前に進む」と発言も…記事ではバッサリ「この状況で助けにならない」

 さらに、マッカラーズJr.も「特に、サイン盗みスキャンダルでアストロズを批判している人たちを非難した」という。

「(僕らのことをボロクソに言っているチームは)僕らと対戦しないといけない。ただ、僕らを最も批判しているチームはそうではないけど」

「彼らは、僕らと対戦する必要がないから、あんな風に言うことができるんだよ」

 記事では、アストロズを「最も批判しているチーム」は2017年のワールドシリーズで対戦したドジャースのことだと推測。マッカラーズJr.は「僕らはもう、前に進む。それが、人々が聞きたいことではないかもしれないけどね。僕らは、そのスキャンダルについてはきちんと対処した。また、野球ができるのを楽しみにしている」とも話し、すでにこの問題の決着はついたとの見解を示している。

 他球団のプレーヤーから、アストロズが昨年もサイン盗みを行っていたとの声が上がっており、監督やGMだけでなく選手も処分すべきとの意見も続々と出ている中で、2人の発言は物議を醸しそうだ。ヤフースポーツも「これらのコメントは、他のチームの選手には受け入れられないだろう。他のチームの選手は、アストロズの選手が処分を受けなかったこと、彼らにサイン盗みスキャンダルに対しての後悔の姿勢などが見られないことに対して、フラストレーションを感じている。アストロズがトラッシュ・トークでそれに反応することは、この状況の助けにはならない」と指摘した。

 アストロズに対する怒りは収まる気配がなく、どの選手が最初に報復死球を受けるかにオッズをつけるメディアも現れている。騒動はまだしばらく続きそうだ。

(Full-Count編集部)

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