鷹・東浜、ジョーンズ三振斬り 最速150キロで3回零封、開幕ローテへ前進

オリックスとのオープン戦に先発したソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】
オリックスとのオープン戦に先発したソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】

工藤監督も期待「自信が湧いてくれば、勝ってくれる投手」

■ソフトバンク 10-4 オリックス(オープン戦・23日・SOKKEN)

 ソフトバンクの東浜巨投手が開幕ローテ入りに大きく前進した。23日にSOKKENスタジアムで行われたオリックスとのオープン戦に先発。3回を1安打無失点に封じ、好投した。

 昨季は右肘の手術で7試合の登板に終わった2017年の最多勝右腕。オープン戦の”開幕投手”を託されると、3回を投げて許した安打は1本だけ。MLB通算282本塁打のアダム・ジョーンズ外野手も空振り三振に仕留め、3回を危なげなく無失点に封じた。ストレートの最速は150キロを記録した。

 登板後、東浜は「結果にこだわっていなかったけど、内容は良かったのでいい登板だった。全体的にゾーンに行っていたし、真っ直ぐもある程度腕を触れていた。今までやってきたことが試合に出せたと思う。真っ直ぐ自体はまだ腕を振れると思う」と振り返り、この日の登板に手応えを感じた様子だった。

 先発ローテ候補の好投に工藤公康監督も目を細める。「強さも速さもあった。実績のある投手ですし、ボールへの自信が湧いてくれば、球種やコントロールはありますし、勝ってくれる投手。いい調整をして自信を取り戻して入って欲しい」と語り、開幕ローテ入りへ期待を寄せていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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