ヤ軍に暗雲、年俸28億円男が故障で開幕ピンチ セベリーノTJ手術に続いて…

ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:Getty Images】

昨季18試合出場にとどまったスタントンが右ふくらはぎに張りを訴えた

 度重なる故障に苦しみ、2019年シーズンはわずか18試合出場に終わったヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が今季の開幕に黄信号が灯った。MLB公式サイトによると、25日(日本時間26日)に右ふくらはぎに張りを訴え、アーロン・ブーン監督は「(開幕は)厳しいかも」と見解を示したという。

 記事によると、ブーン監督が26日(同27日)に状況を明かした。スタントンは、右ふくらはぎにグレード1の張りを感じているという。「開幕に間に合うか」と問われた指揮官は「厳しいかもしれない」と語っている。スタントンは25日のワークアウトの終わりにふくらはぎに張りを感じた。26日にMRI検査を受け、その張りが確認されたという。ヤンキースは3月26日(同3月27日)の開幕戦でオリオールズと対戦する。

 2014年オフに当時所属したマーリンズと13年総額3億2500万ドル(当時で約351億1600万円)の超大型契約を結んでおり、今季年俸は昨季と同じ2600万ドル(約28億7000万円)。“辛辣”なNYメディアから「不良債権」と指摘され、汚名返上に燃えていた矢先に再びアクシデントが発生したようだ。

 2009年以来の世界一奪還を目指すヤンキースだが、2018年に19勝を挙げたルイス・セベリーノ投手が右肘の内側側副靭帯の部分断裂と診断され、トミー・ジョン手術を受けることが決まったばかり。今度は2017年に59本塁打、18年に38本塁打を放ったスタントンが再び離脱してしまうのだろうか。

(Full-Count編集部)

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