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「僕は恵まれている」阪神・西勇輝が手にした菅野、ダルビッシュらの“エース道”

阪神のエースとして今シーズン自身2度目の開幕投手を務める西勇輝。熱狂的なファンからは賛辞を浴びることもあれば、容赦ないヤジも乱れ飛ぶ。大観衆の視線を浴びるマウンドでも常に冷静沈着、自らを失うことなくチームの勝利に向け腕を振る。

巨人菅野、ダルビッシュ、前田、金子ら球界を代表するエースたちからの言葉

 昨年のオフまで共に自主トレを行っていた巨人・菅野智之からは向上心の大切さを知った。

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「常に意識は高いところに目標を持つこと。目標を高く持つ選手はそこが下がっても高い位置にいる」

 自信を持ってマウンドに上がる術はダルビッシュ有(カブス)、長いシーズンを戦い抜くメンタルは前田健太(ツインズ)から得ることができた。

「1週間のトレーニングを1日でも抜いたら、どのメニューでもその登板に不安になる。だから抜かずに練習することで不安なく投げることができる」

「1年間投げてれば、トータルで見れば先にどれだけ負けてようがトントンになる。勝ってたら負けが来るときは来る。気持ちを切らさずに1年間平常心で投げ続けた方がいい」

 球界のトップに立つ“エース”たちの言葉の一つ一つが胸に響いた。自らを「泥臭く生きてきた」と表現する西勇は「人それぞれ、考え方は違うが根本は同じ。これまで色々な方に話しを聞ける機会があった。古い練習、新しいやり方がいいのかはやってみないと分からない。そんな中で一つのアドバイスで気づかせてくれたのは先輩たち。僕は本当に恵まれてる」と感謝を口にする。

 今年で12年目のシーズンを迎えるが自身の立場も理解している。「周りを指導するのって難しい、けど指導しないといけない立場っていうのも分かってる。中堅世代が若手、ベテランを引っ張っていける存在になるべきだと思っている。ベテランの負担も減るし、若手も委縮せずに。いい橋渡し役になれればいい」。

 移籍2年目で大役を任された背番号「16」。自身最多となる180イニングを目標に掲げる右腕が虎の投手陣を引っ張っていく。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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