前阪神ドリス、最速156キロ1回0封デビューに投手コーチは称賛 「非常に効果的」

ブルージェイズのラファエル・ドリス【写真:Getty Images】
ブルージェイズのラファエル・ドリス【写真:Getty Images】

ドリスは29日のタイガース戦の4回に3番手としてマウンドに上がり1回1安打無失点

■ブルージェイズ 5-4 タイガース(オープン戦・日本時間29日・レイクランド)

 昨季まで阪神に在籍し今季からブルージェイズでプレーするラファエル・ドリス投手が28日(日本時間29日)、タイガース戦で実戦初登板。4回から3番手で登板し1イニングを1安打無失点の好投を見せ初ホールドをマーク。再びメジャーの舞台に戻ってきた“逆輸入右腕”に投手コーチも「投球の組み合わせは非常に効果的」と称賛している。

 ドリスは3点リードで迎えた4回。3番手としてマウンドに上がると先頭のルーゴを二ゴロ、続くロマインを右飛に抑え簡単に2死を奪う。カストロには右前打を浴びたが、最後はヒルを左飛に仕留め1イニングを無失点で抑える好投を見せた。

 MLB公式サイトはドリスの“デビュー戦”に注目しピート・ウォーカー投手コーチのコメントを紹介。安定した投球を見せた右腕に「投球の組み合わせは非常に効果的だと思う。彼はここ数年間メジャーで登板していなかったけど、日本で多くのことを学んだと思う。彼の振る舞い、そしてマウンド上での存在感を見れば、(日本でたくさん学んできたということが)はっきりと伝わってくる」と絶賛した。

 また、カナダTV放送局「スポーツネット」の実況&リポーターを務めるマイク・ウィルナー氏も自身のツイッターで「ドリスはブルージェイズでのデビュー戦で非常に素晴らしくみえた」と称賛し、最速97マイル(約156キロ)を投げ込んだ右腕に「チームはケン・ジャイルズにつなぐセットアッパーになってほしいと思っている」と、ブルージェイズは中継ぎエースとして期待していることを伝えていた。

(Full-Count編集部)

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