アストロズとヤ軍コールは「飛び道具」を使用? バウアーが衝撃発言「僕にはわかる」

「僕にはわかる」ヤンキースの剛腕コールを暗に批判? 本人は疑惑を否定

 さらにバウアーは「ある球団では平均2200回転/分の“良い投手”が、アストロズに移ったら2600~2700回転/分の球を投げているとなれば、実際には何が行われていたのか僕にはわかる」と暗に“誰か”を非難した。それに対し「NYポスト」は、昨季アストロズで20勝(5敗)を挙げ、今季ヤンキースに移籍したゲリット・コール投手の直球の回転数を掲載。パイレーツに所属した2017年には2164回転/分だったが、翌年アストロズでは2379回転、昨年は2530回転だったことを指摘した。バウアーの話した回転数とまでは行かないまでも、かなりの成長である。

 一方コールは、「回転数の最大値を増やす方法に関して、ブレント(アストロズ投手コーチ)たちは素晴らしいヒントを与えてくれる。誰から噂が広まっているのか僕にはわからない。回転数を増やす方法は色々あると感じている」 とやんわり疑惑を否定した。

 コールの言う通り、回転数はトレーニングで向上できるもので、バウアーがそれを知らないだけかもしれない。しかしこれまでの“悪さ”があるだけに、バウアーの意見は波紋を呼びそうだ。

(Full-Count編集部)

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