殺害予告受けたサイン盗み“告発”右腕が古巣戦に意欲 「アストロズにぜひ投げたい」

アスレチックスのマイク・ファイアーズ【写真:Getty Images】
アスレチックスのマイク・ファイアーズ【写真:Getty Images】

MLBコミッショナーのマンフレッド氏はファイアーズの安全確保に全力尽くすと言及

 このオフのメジャーの話題の中心となったアストロズによるサイン盗み。騒動の発端となる“告発”を行ったアスレチックスのマイク・ファイアーズ投手が今季、2015年途中から17年まで所属した古巣のアストロズ戦への登板へ意欲的な発言をした。米紙「サンフランシスコ・クロニクル」が報じている。

 ファイアーズは「僕がアストロズ戦で、投げられたらいいなと思っている。僕は、彼らに対して、どんな風に投げたらいいかよく分かってると思う。僕は、アストロズ戦でぜひ投げたい」と古巣相手の登板を志願した。

 サイン盗みを行っていた当時、アストロズに所属していたファイアーズの“告発”は波紋を広げ、殺害予告まで受ける事態となっていた。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏も先日、右腕の安全を確保するためMLBをあげて対応に全力を尽くすと言及したほどだ。

 殺害予告を受けた右腕は「そのことは心配してない」と毅然とした態度を示している。「今年は、先発可能な全ての試合で、先発したい。マウンドに登って、出来る限り投げたい」。

 大騒動の発端となったファイアーズが今季、どのような活躍を見せるのか。また、アストロズ戦に登板した場合に、どういった雰囲気の中で投げることになるのか。注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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