山口俊のスプリットは“田中将大級”!? モントーヨ監督が絶賛「ほぼタナカ」

ブルージェイズ・山口俊【写真:Getty Images】
ブルージェイズ・山口俊【写真:Getty Images】

山口俊は2月29日のOP戦で3回1失点、地元メディアも「スプリットは一級品」と伝える

■ブルージェイズ 6-5 フィリーズ(オープン戦・日本時間1日・ダニーデン)

 ブルージェイズに移籍した山口俊投手が2月29日(日本時間1日)、フィリーズとのオープン戦に先発し、3回を投げて2安打3奪三振1四球1失点と好投。チャーリー・モントーヨ監督や同僚がこの投球に称賛を送っていると、地元メディア「スポーツネット」が報じた。

 前回2月24日(同25日)のデビュー戦はブレーブスを相手に2/3イニングで3失点と炎上し、メディアから辛辣な評価を受けていた。しかし今回は、「2019年日本最高の投手の1人のように見えた」と地元メディアも納得。「フォークとも呼ばれる、ヤマグチの80マイル台半ば(約136キロ)のスプリットは一級品である」と褒めたたえた。

 モントーヨ監督もこのスプリットを「ほぼ(マサヒロ)タナカのようだよ。大きな武器だ」と、ヤンキースの田中将大投手になぞらえて称賛した。田中のスプリットはメジャーデビューから6年連続2桁勝利を挙げた大きな要因となっている。

 また、コンビを組んだダニー・ジャンセン捕手も「あのスプリットは大きいよ。彼は多くの球種を持っていて、使い方も分かっている」と投球内容に頷く。また投球だけでなくその人柄にも触れ、「彼は良いヤツだよ。本当に面白いんだ。向上心が高く、学ぶことに熱心だ。今日は良い登板だったよ。僕たちは彼の武器をうまく駆使できたんだ」と大絶賛だった。

 デビュー戦ではほろ苦い思いを味わったが、見事に払拭。先発ローテーション入りへ、存在感を示す登板となったようだ。

(Full-Count編集部)

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