レイズ韓国人大砲「慎重になりたい」 新型コロナ予防で母国メディアに取材ルール

レイズのチェ・ジマン(左)【写真:Getty Images】
レイズのチェ・ジマン(左)【写真:Getty Images】

レイズはキャンプ地での感染を受け、新型コロナウイルスの感染予防策を講じた

 筒香嘉智外野手が所属するレイズは2日(日本時間3日)、米フロリダ州で新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、同州ポートシャーロットのキャンプ地で感染予防策を講じたと発表した。選手や首脳陣、球団関係者に手洗い、消毒剤の利用を求め、ハイタッチや握手を避けるように通達した。ケビン・キャッシュ監督は「予防として出来ることをしなければならない」と話した。MLB公式サイトが伝えた。

 韓国人大砲チェ・ジマンの母、兄弟は韓国に住んでいるが、幸い親族は感染していないという。「感染が鈍化しないことをとても心配している。韓国、日本、中国、全てのアジアの国を心配しているよ。早く収束してほしい。そう願っているよ」と話した。それでも、母国では新型コロナウイルスの感染が拡大中。チェ・ジマンは韓国メディアにクラブハウスの外でインタビューをするように依頼。「慎重になりたいんだ。特に選手たちの周りではね。素晴らしいシーズンとすることは彼らにとって、とても重要なんだ。韓国メディアに慎重に対応しているよ」と説明した。

 新型コロナウイルスは日本でも感染拡大中。MLB公式は「ツツゴウは先月日本から到着した時に体温を測ったと語った。チェと同様に、ツツゴウも現状を心配しているが、家族と友人は感染していないと語った」と伝えた。

(Full-Count編集部)

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