オリの注目はジョーンズだけじゃない! OP戦全5試合出場で打率.600、高卒2年の超新星

オリックス・宜保翔【写真提供:オリックス・バファローズ】
オリックス・宜保翔【写真提供:オリックス・バファローズ】

2018年ドラフト5位で入団、宜保翔がオープン戦で快音を連発

■オリックス 6-6 ロッテ(オープン戦・4日・京セラドーム)

 オリックスの高卒2年目・宜保翔内野手が開幕1軍入りへ猛アピールを続けている。4日のロッテとのオープン戦では途中出場ながら9回の第1打席で右前打を放ちオープン戦5連続安打をマークした。

 高校時代(未来沖縄)は投手と内野手の二刀流で注目を集め2018年のドラフト5位でオリックスに入団。この年は広島・小園、ロッテ・藤原、中日・根尾ら高校生の逸材がドラフト1位で指名され、オリックスも1位で太田を獲得していた。

 そんな中、宜保はルーキーイヤーの昨季に2軍でチーム2位の111試合に出場し9月には1軍デビューを飾りプロ初安打もマーク。この年の春季キャンプでは福良GMが「太田もいいが宜保もいい打撃をしている。将来的にはこの2人が二遊間を組んでいるかもしれない」と、大きな期待を込めていた。

 そして今年のオープン戦では全5試合に出場し10打数6安打、打率.600と好調をキープ。遊撃には実績十分の安達、そして二塁には俊足、巧打を武器に昨季リーグ2位タイの30盗塁をマークした福田が君臨している。

 オープン戦は残り9試合。開幕1軍メンバーの絞り込みも始まるが、結果を残す高卒2年目の新星が生き残る可能性は十分にある。超大物助っ人・ジョーンズに注目が集まるが、将来のスター候補・宜保翔にも目が離せない。

(Full-Count編集部)

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