イチロー氏のシーズン単打225本は「永遠に不滅の記録」 米記録専門家が断言

マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

イチロー氏は04年にメジャー歴代トップの単打225本を記録した

 マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は、スプリングトレーニングにコーチとして参加している。昨年3月のアスレチックスとの日本開幕戦後に現役引退してから、まもなく1年が経とうとしているが、シーズン最多262安打、10年連続200安打、歴代23位のメジャー通算3089安打など輝かしいキャリアは決して色褪せることはないようだ。

 イチロー氏の記録に注目したのはライアン・スペーダー氏。野球の記録本も出版している著名なベースボールアナリストだ。そんな記録の専門家が自身のツイッターで注目したのは、シーズン最多262安打を達成した2004年の単打記録だ。

「2004年にイチローが記録した単打記録の225本は、永遠に不滅の記録であるべきだ。そうだろ?」

 シーズン単打記録の歴代2位はウィリー・キーラーが1898年に記録した206本。イチロー氏はその記録を106年ぶりに更新しただけでなく、19本も上回った。米メディアでは2004年に記録したシーズン最多262安打が不滅の記録として語り継がれているが、同年に記録した単打記録にも再脚光。多くのファンも、この記録専門家に賛同したようだ。

「イチローや(トニー)グウィン、(ウェイド)ボッグス、(ロッド)カルーのようなスタイルの打撃の終焉を、我々はまだ見ていないことを願っているよ」

「そもそも誰かが最後に225安打したのはいつ?」

「誰もすぐにはこれを破ることはない。そしてイチローは特別だった」

「ジョーイ・ギャロは生涯通算でも225本に届かないかもしれないね」

「イチローは2004年にMVP投票で7位。彼は2位にさえ入らなかった。彼は262安打したんだよ。その262という数字を口にするだけで笑ってしまう。なぜなら、そのくらいとんでもない(数字)ってことだからさ!」

「永遠というのは長い時間だけど、(不滅の記録ということに関しては)YESだね」

 イチロー氏が残してきた輝かしい記録は、今もファンの記憶にしっかりと残っているようだ。

(Full-Count編集部)

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