前田健太は「極めて手際がいい」 46球で6奪三振の省エネ投球を米メディア称賛

ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

地元紙も「最もシャープな先発登板をした」と前田の投球を高く評価した

■Rソックス 7-6 ツインズ(オープン戦・日本時間9日・フォートマイヤーズ)

 ツインズの前田健太投手が8日(日本時間9日)、レッドソックスとのオープン戦に先発し、4回を投げて2安打無失点と好投した。わずか46球での省エネ投球にも関わらず6三振を奪う圧巻投球に、地元メディアもベタ褒めだった。

 1日(日本時間2日)の前回登板では2回2/3、52球で2安打3奪三振2四球3失点(自責1)だった前田。この日は初回をあっさり3者凡退に封じ、2回には3つのアウトを全て三振で奪った。4回まで危なげのない投球で三振の山を築いた。

 この前田の投球に地元メディアからも絶賛の声が並んだ。地元ラジオ局の「SKORノース」は「光る登板:ツインズは“素晴らしい時の”ケンタ・マエダを目にした」と見出しを立てて形容。米テレビ局「FOXスポーツ」も「マエダが先発のマウンドに立ち、輝きを放った」と褒め称えた。

 また、46球と球数を抑えたことも称賛の的に。MLB公式サイトは様々な球種を巧みに使って46球で6三振を奪った内容に「極めて手際が良い投球」と称賛。ミネソタの地元紙「スタートリビューン」も「レッドソックスには7-6で敗れたものの、ツインズのケンタ・マエダは今スプリングトレーニングで最も素晴らしい先発登板をした」と勝敗以上の収穫であることを伝えた。

 新天地で念願の先発投手として高い評価を受ける前田。本人も納得の投球が、今後どう活きてくるだろうか。

(Full-Count編集部)

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