鷹・工藤監督、開幕延期に「ファンの人たちには理解を」 練習前に選手にも話

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

「コーチ陣とも話してシミュレーションのシミュレーションもして、万全をきせるように」

 ソフトバンクは10日、本拠地PayPayドームで巨人とオープン戦を戦う。当初、この日は長崎での開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大予防のためにオープン戦の無観客開催が決まったため、開催地が変更となっていた。

 前日9日に日本野球機構(NPB)が、収束が見えない新型コロナウイルスの影響で3月20日に予定されていたペナントレースの開幕の延期を決定した。新たな開幕日は未定。これを受けてソフトバンクの工藤公康監督はこの日「こういう結果になったのは感染拡大を防ぐ措置なので、開幕を楽しみにしてくれていたファンの人たちには理解をしていただきたい」と語った。

 この日の練習前には選手たちに「こういうことになってしまったけど、我々は常にいいコンディションで、開幕が決まったらその日にいいプレーができるようにやっていきましょう」と語りかけたという工藤監督。新たな開幕日も決まっておらず、オープン戦終了以降のことも何も決まっていない。選手たちの調整も難しくなるが、「次の開幕が決まるまで調整していくしかない。コーチ陣とも話してシミュレーションのシミュレーションもして、万全をきせるように考えていきたい。難しいところはあるけど、それは12球団一緒なので。出せる知恵を出し合ってやっていくことが大事だと思います」とコメント。ひとまず、オープン戦に関しては通常通り、戦っていくつもりだとしていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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