イチロー氏、「移籍初年度に最高の活躍」12人に選出 MLB公式「時間を無駄にしなかった」

2001年にマリナーズに移籍し新人王とMVPを獲得したイチロー氏【写真:Getty Images】
2001年にマリナーズに移籍し新人王とMVPを獲得したイチロー氏【写真:Getty Images】

ルーキーイヤーの2001年は打率.350、56盗塁、史上2人目の新人王、MVPのダブル受賞

 大型契約などで新天地へFA移籍した選手たちはファン、球団から大きな“プレッシャー”を背負いプレーを続ける。今季は投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約354億円)でヤンキースと契約したゲリット・コール投手らに注目が集まる。

 そんな中、MLB公式サイトは移籍初年度に最高の活躍を見せた「球団をプレーオフに導いた12のフリーエージェント契約」を特集。記事では「新しいチームと契約したフリーエージェントとして、移籍後最初の年に最高の活躍をした選手を紹介」と説明し、日本人ではマリナーズで活躍したイチロー氏が選出された。

 イチロー氏はオリックス時代の2000年オフにポスティングシステムを利用しマリナーズと3年1400万ドル(約16億円)で契約。ルーキーイヤーの2001年に242安打を放ち打率.350、56盗塁と驚異の成績を残し、史上2人目の新人王、MVPのダブル受賞を果たした。

 マニー・ラミレス、アレックス・ロドリゲス、ランディ・ジョンソンらスター選手が選出される中、記事では「彼は日本のパ・リーグで7年連続で首位打者だった。そして、彼は、メジャーリーグに来ても、時間を無駄にしなかった」と、日本時代と同様の活躍を見せ、球界を代表する“レジェンド”まで駆け上がったことを伝えている。

 2001年のマリナーズはシーズンタイ記録となる116勝を挙げる快進撃を見せた。現役を引退したイチロー氏だが、メジャーに衝撃を与えたルーキーイヤーの活躍ぶりは今も尚、語り継がれている。

(Full-Count編集部)

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