鷹・工藤監督、日程決まらず歯切れ悪く 開幕投手は「基本は東浜君でと考えていますが…」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

日程見えず「憶測で話すことはできない。申し訳ない」

 ソフトバンクの工藤公康監督が12日、PayPayドームで行われた投手練習を視察。開幕が延期となっているが週末開催となれば「基本は東浜君でと考えていますが、それも確定ではありません」と語った。

 投手練習後の監督囲み取材は“恒例行事”だが、工藤監督が「まだスケジュールが出ていないので…。シミュレーションのシミュレーションはしていますが、どうするかはこれからとしか言えない状況」と語るように、質問する報道陣もそれに答える工藤監督もどこか歯切れが悪い。

 13日の広島戦に先発する東浜巨投手が「そんなに球数はいかないと思う」と語ったが「その辺は本人とピッチングコーチとで話をしています。(予想される開幕まで)最短としても(登板が)何回あるかと考えてやっていますが、それも日程が出ないとね」と工藤監督。

 週末の開幕であれば「基本は(開幕投手は)東浜君でと考えていますが、それも確定ではありません」という。

 2軍の教育リーグで調整中の内川、柳田については「下で試合に出てもらって『もう大丈夫』となったら言ってくれと伝えてあります」とし、上林については「また試合に出てもらいながら考えていきます。昨日(筑後で)1打席だけ見ましたが、見た感じは良くなっていると思います」と一定の評価を与えた。

 主力3人の昇格が延びる間の若手のアピールについては「チャンスは増えたと思いますが、どういう過ごし方をするかで変わる部分があるので、それもスケジュールが決まり次第ですね」とした。最後は「この状況で憶測でみなさんに話すことはできないので、本当に申し訳ない」と、報道陣に詫びを入れてグラウンドを離れた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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