鷹がOP戦3連勝 リチャードや佐藤ら若手アピール 広島は岡田が逆転許し4戦勝ちなし

ソフトバンク・古谷優人【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・古谷優人【写真:藤浦一都】

ソフトバンク先発の東浜は3回5失点、広島の大瀬良は5回4失点と共に課題残す

■ソフトバンク 10-5 広島(オープン戦・13日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは13日、本拠地PayPayドームで広島とオープン戦を戦い、10-5で逆転勝ちした。初回に先制されるも追い上げ、7回に一挙5点を奪って試合をひっくり返した。

 3回に中村晃が16球粘った末に適時打を放って1点を返すと、4回には明石が適時二塁打、牧原が適時打を放って1点差に追い上げた。7回にはこの日2軍戦後に合流した上林がフェンス直撃の二塁打で出塁。リチャード、佐藤に適時打が出るなど、この回5安打を集中して5点を奪って試合をひっくり返した。8回にもリチャードが2打席連続の適時二塁打を放った。この日、リチャードは2打数2安打2打点と活躍した。

 開幕投手に決まっている先発の東浜は初回にいきなり4点を失って、3回5失点で降板した。課題を残す内容となったが、2番手の古谷が最速154キロの真っ直ぐを武器に2イニングをパーフェクト救援。3番手の川原、4番手の嘉弥真も無失点で繋ぎ、最後はルーキーの津森がリードを守った。ホークスはこれでオープン戦3連勝となった。

 広島は初回、松山、ピレラの適時打で一挙に4点を先制。3回には西川の適時打で1点を追加した。だが、先発の大瀬良が4回に3点を失うなど5回4失点。2番手の岡田は回を跨いだ7回につかまり、この回一気に5点を奪われて逆転された。広島は4試合連続で勝ちなしとなった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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