1年約10億円のオファー蹴った暴れ馬は去就決まらず 今月にも契約と敏腕記者は予測

2019年には24本塁打を放ったヤシエル・プイグ【写真:Getty Images】
2019年には24本塁打を放ったヤシエル・プイグ【写真:Getty Images】

獲得乗り出しが噂されていたマーリンズはディッカーソンと2年約18億7000万円で契約

 19年オフにインディアンスからフリーエージェント(FA)となったヤシエル・プイグ外野手の去就がいまだに決まっていないが移籍先の候補としてジャイアンツの名が挙がっている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じている。

 昨季24本塁打をマークした暴れ馬の去就が3月半ばになっても決まっていない。「トレード・ルーマーズ」はプイグがここ数か月の間にナ・リーグの某球団からの1年1000万ドル(約10億1000万円)のオファーを貰うも、拒否したことを紹介。「MLBネットワーク」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏はマーリンズがプイグに何かしらのオファーを出したとも報じていた。

 しかし、マーリンズは12月にプイグと同じ外野手のコーリー・ディッカーソンと2年1750万ドル(約18億7000万円)で契約した。そのため、マーリンズがこれから獲得に動くことは現実的ではない。

 記事では、プイグの獲得を複数球団がいまだ検討しているというヘイマン氏の報道を紹介しつつ、ジャイアンツがその候補に挙がっているとした。その上でヘイマン氏の予測では今月中にもどこかの球団と契約するという。

 新型コロナウイルスの影響でMLBの開幕戦は2週間以上の延期となり、スプリングトレーニングも中止となった。この影響がプイグにとってどのように作用するかはわからない。暴れ馬が今季どのチームのユニホームを着用し、グラウンドに立っているのだろうか。

(Full-Count編集部)

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