開幕延期は大谷翔平の二刀流復活にどう影響? MLB公式「失う時間が少なくなる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB公式「オオタニは5月半ばまで投手として復帰する予定ではなかった」

 今季のメジャーリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャンプが中断、オープン戦は中止、公式戦も大きくずれ込み、最速で4月9日(同10日)開幕という事態になった。当初は3月26日(同27日)開幕予定だったが、開幕延期によりどんな影響があるのか。大谷翔平投手が所属するエンゼルスについて、MLB公式サイトが占っている。

 MLB公式サイトは「新型コロナウイルス感染拡大によってエンゼルスはどのようなインパクトを受けるか」として、記者がこの質問に答えている。記事は大谷に触れ、「ショウヘイ・オオタニは5月の半ばまで投手として復帰する予定ではなかった。二刀流の選手としては失う時間が少なくなる」と指摘した。

 また、グリフィン・キャニング投手についても言及。「キャニングも腕の問題で試合で投げられない状態なので、開幕が遅れることでシーズン前半に失う時間が少なくなるかもしれない」と伝えている。23歳の右腕はキャニングは昨季メジャーデビュー。18試合登板し、5勝6敗、防御率4.58の成績を残した。今季はローテの一角として期待されているが、2月26日(同27日)のドジャース戦で右肘に違和感を覚えたという。

 新型コロナウイルス感染拡大防止策として開幕が延期されたメジャーリーグ。各球団にさまざまな影響が及びそうだ。

(Full-Count編集部)

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