ロッテ鳥谷、初実戦で攻守に躍動! 初安打で3打数1安打、守備ではスーパープレー
3回の第2打席で巨人の戸郷から左翼線へ安打を放った鳥谷
前阪神でロッテに入団した鳥谷敬内野手が17日、“実戦デビュー”を果たした。2軍の練習試合・巨人戦(ロッテ浦和)に「3番・遊撃」でスタメン出場。第2打席で左翼線へ初安打を放ち、守備ではスーパープレーを披露した。5回を終えてベンチに退いた。
初回の守備でいきなり先頭の湯浅の打球が遊ゴロとなり、軽快に捌いて最初のアウトを取った鳥谷。その裏に迎えた1打席目は、巨人の先発の戸郷の前に、フルカウントからの6球目を打ち、三塁へのファウルフライに倒れた。
3回の第2打席でロッテでの初安打が生まれた。1死走者なしで打席に入ると、戸郷の初球を捉えて打球は左翼線で弾み安打に。一気に二塁を狙ってタッチアウトになったものの、ロッテの一員として初めての安打となった。
その直後の守備では若林の三遊間の詰まった打球を捕球すると、華麗なランニングスロー。ノーバウンドで一塁へと送り、間一髪のところでアウトにした。5度のゴールデングラブ賞を獲得した守備力が凝縮されたスーパープレーだった。
5回の第3打席はフルカウントから見逃し三振に倒れ、その直後に交代した。ロッテのユニホームを着ての初実戦は3打数1安打だった。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)