ホークス、20日からの練習試合でも若手にチャンス 工藤監督「試すこともあります」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

もどかしさ見せるも「まずは4月10日に向けて」

 ソフトバンクの工藤公康監督は17日、PayPayドームで行われた投手練習に姿を見せた。20日から始まる練習試合には「若い人を試すこともあります」と“新戦力”の見極めも行っていくことを口にした。

 練習後、工藤監督は「決まるまでは僕らもしっかりと考えてやっていかないといけない。選手も(調整が)難しいと思いますが、次に自分が投げるところに合わせてやってほしいと思います。まずは4月10日に向けて、それまでに2、3回の調整(登板)をして合わせてもらいます」と、100%とは言い切れない開幕日程にもどかしさを覗かせた。

 20日からは練習試合が始まるが「今いる戦力でしっかり自分たちの戦いをやっていきます。走塁を含めて1点を取っていく野球は変えずにやりますよ」としたうえで、同じパ・リーグとの戦いが続くことに関して「すべてが(オープン戦と)一緒かというところはありますが、若い人を試すこともあります。僕が自分の考えにもメリハリをつけて、そこは説明して理解してもらってやっていきたい」と語った。

“今いる戦力”の中に、2軍で調整する内川聖一内野手や柳田悠岐外野手は含まれていないが、2人の復帰については「これで大丈夫ということになれば連絡が来るようになっています」と、もうしばらくは2軍での実戦に出場していくことになりそうだ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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