鷹スチュワート、3回までノーヒット投球 最速154キロ、4四球与える“怪投”

ロッテとの練習試合に先発したソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:福谷佑介】
ロッテとの練習試合に先発したソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:福谷佑介】

初回は3つの四球で満塁のピンチを背負うも、なんとか無失点で切り抜ける

 ソフトバンクの元米ドラフト1巡目カーター・スチュワートJr.投手が20日、PayPayドームで行われたロッテとの練習試合に先発した。昨季加入したスチュワートにとっては練習試合とはいえ、初の1軍登板となった。

 初回は大荒れだった。昨季までソフトバンクに在籍した先頭の福田秀に四球を与えると、盗塁を決められ、続く角中にも四球。いきなりの連続四球で無死一、二塁とされた。福田光を空振り三振、中村奨を左飛に打ち取り、2死としたが、レアードへの2球目に暴投。さらに四球を許して満塁となった。ただ、菅野を154キロの真っ直ぐで空振り三振に切り、何とか初回は無失点で切り抜けた。

 初回を無失点に抑えて落ち着いたのか、2回は先頭の藤岡を二ゴロ、佐藤を中飛に打ち取って2死に。最後は岡を152キロで空振り三振に斬って3者凡退。3回も先頭の福田秀には四球を与えたが、角中、福田光を一ゴロ、角中を左飛に打ち取った。3回までスチュワートは無安打無失点、4四球と“怪投”している。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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