鷹スチュワートが存在感示す5回1失点デビュー「1軍でもいい球投げればアウトにできる」

ロッテとの練習試合に先発したソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:藤浦一都】
ロッテとの練習試合に先発したソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:藤浦一都】

5四球には反省「まだまだやることはある」

 ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.投手が20日に行われたロッテとの練習試合に先発し、5回を投げ93球、1失点の1軍デビューを飾った。

 スチュワートは「5つも四球を出したし、ホームランも打たれたけど1軍で投げることができて嬉しかった。チームに勝つチャンスを与えられた」と1軍初登板に満足した様子だった。

 初回は3つの四球で満塁としながらも菅野を154キロのストレートで三振に斬り無失点。「初回はすごく緊張していたし、興奮もしていた。3つの四球で満塁にして、あの場面(2死からの三振)は力が入った。あの回をゼロに抑えられたのは良かったよ」と振り返った。

「筑後より角度があって好き」というマウンドで投げた93球。「1軍の選手相手に5回1失点という結果は良かったと思うが、まだまだやることはある」と、反省するとともに「まっすぐもカーブも良かったと思うし、1軍相手でもいい球を投げればアウトにできることがわかった」と手応えもつかんだ。

 今後の登板は未定だが「まずは2軍で1番の投手になりたい。そうすればチャンスはある」と、来日2年目での開花に意欲を見せていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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