西武多和田、自律神経失調症から24日3軍合流へ 渡辺GM「体力づくりから」
契約はまだ 渡辺GM「心身ともにやっていけると判断できたら」
自律神経失調症で契約保留中の西武・多和田真三郎投手が今月24日から3軍の練習に合流することが22日、明らかになった。渡辺久信GMがメットライフドームで発表した。
渡辺GMは「主治医の先生から練習に復帰していいと許可が出た。体力づくりから始めてもらう。やっとスタートラインに立てたところなので、引き続き暖かく見守っていただきたい。17日に会った時は明るい表情だった」と語った。ただ、契約は依然保留中。「プロ野球選手として心身ともにやっていけると判断できたら契約したい」と話した。
多和田は2015年ドラフト1位で富士大から入団。3年目の18年に16勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得した。翌19年には開幕投手を務めたが、12試合1勝6敗、防御率5.83の不振。「頻脈性不整脈」と診断された。12月にはその原因が自律神経失調症にあることが公表され、契約更改を行わず、契約保留選手とする措置が取られていた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)