試行錯誤の松坂大輔、今季はここまで実戦4登板 西武復帰後の歩みを振り返る

西口コーチは開幕ローテ入りを断言せずも「先発以外で使うつもりはない」と起用法を明かす

 そして22日、日本ハムとの練習試合に先発。今季最長5回4安打4失点。84球を投げるも4四球1死球と制球面に課題を残した。しかし登板後には「練習試合なので色々と試しながら投げました。収穫はあったと思います」と本人的には納得した様子。次回に繋がる投球となったようだ。

 本来であれば20日に開幕の予定も新型コロナウイルスの影響で延期となり、開幕時期はいまだに定かではない。ノーワインドアップや新球を試すなど試行錯誤している松坂にとっては調整する期間が伸びた形となっている。

 西口コーチは「大輔を先発以外で使うつもりはない」と先発の1人と考えているようだが一方で「まだ他にも試合で試したいピッチャーはいるから」と開幕ローテ入りの断言はしていない。チームはニール、高橋光成、松本航の3投手が開幕ローテ入り“当確”となっており、ベテラン右腕は残る3枠を今井達也投手、本田圭佑投手らと争う形になりそうだ。

(Full-Count編集部)

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