斉藤コミッショナー、開幕は「今の状態なら4月後半」 新型コロナ感染拡大すれば5月も

「第4回新型コロナウイルス対策連絡会議」に出席したNPBの斉藤惇コミッショナー【写真:荒川祐史】
「第4回新型コロナウイルス対策連絡会議」に出席したNPBの斉藤惇コミッショナー【写真:荒川祐史】

斉藤コミッショナーは新型コロナの感染状況が現状のままなら4月後半開幕を示唆

 日本野球機構(NPB)は23日、「第4回新型コロナウイルス対策連絡会議」を東京都内で開いた。最短で4月10日とされていたプロ野球開幕について、専門家チームは「4月後半」との認識を示した。これを受けてNPBの斉藤惇コミッショナーは「(新型コロナウイルスの感染状況が)今の状態で、しっかり準備ができれば場合によっては4月後半(開幕)かなと思っている」と語った。金曜日開幕を前提とするならば4月24日となる。しかし、感染拡大が進めば5月にずれ込む可能性も出てきた。

 専門家チームの座長の賀来満夫・東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授(東北大学名誉教授)は「大規模イベントの早期開催は難しい状況。できる限り遅らせていただきたい。個人的には4月後半にやって頂きたい」などと述べた。NPBはこの提言を受けて午後に12球団代表者会議を開き、開幕時期などについて検討する。

(片倉尚文 / Naofumi Katakura)

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