鷹が本拠地で練習 開幕再延期、工藤監督監修の動画でファンサービス実施へ

ソフトバンク・三笠杉彦取締役GM【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・三笠杉彦取締役GM【写真:藤浦一都】

練習試合休止中も、対外試合の要望あれば「対応していきたい」

 ソフトバンクは24日、本拠地PayPayドームで全体練習を行った。23日に行われたNPB12球団代表者会議でシーズンの開幕を4月24日に目指す方針を決議。これを受けて、三笠杉彦取締役GMが報道陣に対応した。

 ここまで無観客で行ってきた練習試合も一時中止すること(パ・リーグは9日まで)なども決まった23日の12球団代表者会議。三笠GMによれば、練習試合の休止は各球団が移動して試合を続けるよりも選手のコンディショニングを優先して「もう一度リセットした方がいいんじゃないかという意見でまとまった」という。

 ただ、今後の調整方法は、球団は現場の意見、考えを尊重する方針。「これからについては監督・コーチにお任せする方針です。一旦お預けして、対外試合の要望が出てくれば対応していきたい。今まで以上にコミュニケーションを良くしてやっていきます」と語り、現場の要望があれば、練習試合の休止期間であっても、何らかの形で練習試合を組む可能性も示した。

 また、開幕を迎えられた場合の観客の入場制限については井上勲広報室長が対応。「まだいろいろなことを想定して検討中としかお答えできません。いずれにしてもファンの皆様には不便を強いることになりますが、専門家のアドバイスをもらいながら検討を進めていきます」とした。

 また、球場に来なくても楽しめるファンサービスの1つとして、野球教室などを担当する野球振興部が発案し、工藤公康監督が監修、現役選手が出演する『自宅でできるトレーニング動画』などを配信していく予定だという。井上室長は「ほかにも選手にも協力してもらいながら、ホークスを身近に感じるコンテンツを発信したい」と語った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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